生徒たちは探究学習を行うために設定された「ゼミ」の中からそれぞれ一つを選択し、春から活動をスタートしました。生徒たちが選択した「ゼミ」は以下のとおりです。

人文科学ゼミ、数学ゼミ、理科ゼミ、地域振興ゼミ、くらし改善ゼミ、教育ゼミ、国際ゼミ、体育ゼミ(体育ゼミは1学年のみ)

ゼミの中では少人数の班を形成して探究すべきテーマを設定し、調べ学習や外部機関との協働を重ねて情報を収集し、思考・判断したことを数か月間かけてまとめてきました。成果発表会はその探究の過程を表現する場であり、全員が発表者となり、プレゼンテーションを行いました。

そして、今年度も学年ごとに代表者の発表を実施してもらいました。発表テーマは以下の通りです。

1年:理科ゼミ5班「山形の特産物で化粧品を作ろう!」

2年:理科ゼミ4班「山形の特産品であるフルーツをつかった味噌」

1、2年有志:「山形しかカタン!~ボドゲで湧く湧く☆マイクロツーリズム~」

※ドイツで開発されたボードゲーム・カタンの「蔵王温泉版」「七日町版」を制作する取り組みです。

以上の発表は助言者の東北芸術工科大学・歴史遺産学科・田口洋美教授からも高い評価をいただきました。準備を重ねてきた発表者の皆さん、お疲れ様でした。

代表発表に続き、一般生徒の発表が各教室にて行われました。生徒たちはそれぞれの主張をわかり易く伝えるため、身振り手振りを交えながら、熱のこもったプレゼンテーションを展開していました。プレゼンテーションが終了した後には、参観者から多くの質問が寄せられます。難しい質問にも真摯に答えようとする生徒たちの姿勢が印象的でした。このような取り組みを通して身に付けた力が、将来の進路実現に役立つことを祈っています。

発表会の様子1発表会の様子2発表会の様子3発表会の様子4